漢字辞典.com

金科玉条

読み方

きんか ぎょくじょう

意味

きわめて大切にして守るべき規則・法令・教えのこと。転じて、ある方針や考えを少しも疑わず、絶対の基準として従うこともいう。文脈によっては、融通が利かないほど盲信するという批判的なニュアンスを含む。

由来

中国古典に由来する語で、前漢末〜新代初期の文学者・揚雄の『劇秦美新』(1世紀初頭)に見える表現が典拠とされる。金や玉のように貴重な「法令・条文」という意味から、「絶対に守るべき規範」の意になった。日本では漢籍の受容を通じて定着した。

備考

「〜を金科玉条とする」「金科玉条のごとく守る」の形でよく使う。大切な規範を指すほか、古い考えに固執する姿勢を皮肉っていう場合も多い。

例文

  • 彼は師の教えを金科玉条として、一切の妥協を許さなかった。
  • その会社では創業者の言葉が金科玉条のように扱われている。
  • マニュアルを金科玉条にしていては、現場の変化に対応できない。
  • 昔の成功体験を金科玉条とみなす姿勢が、改革の妨げになった。
  • 法の文言を金科玉条のごとく守るべきだという立場もある。

類義語

  • 金科玉律
  • 至上命令
  • 絶対基準

対義語

  • 臨機応変
  • 融通無碍
  • 自由裁量

この四字熟語に含まれる漢字

同じ漢字を含む四字熟語