金枝玉葉
読み方
きんし ぎょくよう意味
天子・皇族・王侯貴族など、きわめて高貴な家柄やその子孫をいう語。金の枝、玉の葉にたとえて、血筋の尊さや身分の高さを表す。転じて、大切に育てられた高貴な人物を指すこともある。由来
中国由来の成語。金や玉は貴重なもの、枝葉は一族・子孫の比喩で、王侯の血統を美しく表した語。成立時期は厳密には不明だが、類似表現は唐代に編纂された『晋書』(648年成立)などの古典に見られる。備考
現代の日常会話ではやや硬く、歴史小説・古典解説・比喩的表現で使われることが多い。人を持ち上げる一方、皮肉にもなり得る。例文
- 彼女は金枝玉葉の生まれながら、誰に対しても気さくだった。
- その若君は金枝玉葉として城中で大切に育てられた。
- 金枝玉葉の身でありながら、彼は民の暮らしを知ろうとした。
- この物語は、金枝玉葉の姫が身分を隠して旅に出るところから始まる。
- 家柄を鼻にかける彼を、周囲は金枝玉葉のつもりかと陰で評した。
類義語
- 皇親国戚
- 玉葉金枝
- 貴種
- 王侯貴族
対義語
- 凡夫俗子
- 匹夫匹婦
- 平民庶民