酔眼朦朧
読み方
すいがん もうろう意味
酒にひどく酔って、目つきがぼんやりとかすみ、焦点が合わないように見えるさま。転じて、酔いのために判断や反応が鈍くなり、意識や態度がはっきりしない様子を表す。由来
「酔眼」は酒に酔った人のぼんやりした目、「朦朧」はぼやけてはっきりしないさまを表す漢語。二語を重ねて酔態を強調した表現で、特定の古典に基づく故事成語ではない。成立時期は不詳だが、近世から近代以降の漢語的表現として用いられたと考えられる。備考
やや硬い書き言葉・描写表現。日常会話では「酔って目がとろんとしている」「泥酔している」の方が自然な場合が多い。例文
- 彼は二次会の終わりには酔眼朦朧となり、同じ話を何度も繰り返していた。
- 酔眼朦朧の客が駅のホームでふらついていたので、駅員が声をかけた。
- 父は酔眼朦朧ながらも、昔の思い出を楽しそうに語ってくれた。
- 酔眼朦朧の状態で大事な契約書に署名するのは危険だ。
- 宴席の写真には、酔眼朦朧として笑う友人たちの姿が写っていた。
類義語
- 酩酊状態
- 泥酔状態
- 酔眼朦朧たる
- 意識朦朧
- 足元不如意
対義語
- 意識清明
- 正気凛然
- 素面
- 醒眼明晰