酒色財気
読み方
しゅ しょく ざい き意味
酒にふけること、色欲におぼれること、金銭・財産をむさぼること、怒りや意地にとらわれることなど、人を堕落させたり身を誤らせたりしやすい代表的な欲望をいう。快楽・金銭・感情への執着を戒める語。由来
中国で古くから教訓的に説かれた「酒・色・財・気」の四つの欲に由来する語。正確な初出年は不明だが、中国の明代(1368〜1644年)ごろの通俗文学・説話にも見られ、日本には漢籍や仏教・儒教的な戒めの言葉として伝わった。備考
「気」は現代語の元気ではなく、怒気・意地・気ままな感情を指すと解されることが多い。やや古風で説教的・教訓的な文脈で用いられる。例文
- 若いころは酒色財気に溺れ、家業を傾けかけたという。
- 指導者たる者、酒色財気に心を奪われては公正な判断ができない。
- 彼は成功してから酒色財気に走り、周囲の信頼を失った。
- 古い説教では、酒色財気を遠ざけることが身を修める第一歩だと説かれる。
- 酒色財気を戒める言葉は、現代でも依存や浪費への警鐘として読める。
類義語
- 酒池肉林
- 驕奢淫逸
- 放蕩三昧
- 酒色之徒
対義語
- 清廉潔白
- 謹厳実直
- 質素倹約
- 禁欲主義