質実剛健
読み方
しつじつごうけん
意味
飾り気がなく真面目で、心身ともに強くたくましいこと。質素で誠実な態度や、堅固な気質をいう。
由来
「質実」(質素で中身があること)と「剛健」(意志や体が強く健やかなこと)を組み合わせた語。近代日本では明治期の教育・校風の標語として広まり、武士道的価値観とも結び付けて用いられた。初出年代は特定しにくい。
備考
褒め言葉として用いられることが多いが、文脈によっては「地味」「融通が利かない」などの含みを帯びる場合もある。
例文
- 父は質実剛健な人で、贅沢を嫌い努力を惜しまない。
- この学校は質実剛健を校是に掲げ、規律と鍛錬を重んじてきた。
- 華やかさはないが、質実剛健な経営方針が会社を支えている。
- 彼の文章は装飾を排した質実剛健さが持ち味だ。
- 流行に流されず、質実剛健に基礎を固めることが大切だ。
類義語
- 質素堅実
- 堅忍不抜
- 剛毅木訥
- 誠心誠意
対義語
- 華美軽佻
- 虚飾浮華
- 奢侈贅沢
- 軽薄短小