貴賤上下
読み方
きせんじょうげ
意味
身分や地位の高い者と低い者、上の者と下の者という、社会的な上下・階層の区別をいう。
由来
「貴(とうとい身分)」「賤(いやしい身分)」「上」「下」を並べた語で、中国古典由来の対語的表現が日本に取り入れられ、漢文訓読を通じて定着したとされる。成立年代は不詳。
備考
やや硬い文語・漢語表現で、身分制度や階層差を論じる文章に多い。「貴賤上下を問わず」の形で用いられやすい。
例文
- 貴賤上下を問わず、誰もが学べる場を作りたい。
- 祭礼の日だけは貴賤上下なく同じ席で食事をする習わしがある。
- 法の下では貴賤上下にかかわらず等しく裁かれるべきだ。
- かつての社会は貴賤上下の差が厳然としていた。
- その改革は貴賤上下の隔たりを小さくすることを目指した。
類義語
- 貴賤高下
- 上下貴賤
- 身分上下
対義語
- 平等無差別
- 四海兄弟