議論百出
読み方
ぎろん ひゃくしゅつ意味
多くの人がそれぞれの立場から意見を述べ、さまざまな議論が次々に出ること。賛成・反対を含めて論点が多く、簡単には意見がまとまらない状態を表す。会議、政治、社会問題などについて活発に論じられる場面で使われる。由来
「議論」は意見を述べ合うこと、「百出」は数多く現れ出ることを意味する漢語の組み合わせ。特定の中国古典に由来する成句としての典拠は明確でなく、成立年も不詳だが、日本では明治期(19世紀後半)以降の評論・政治記事などで用いられ、四字熟語として定着したと考えられる。備考
活発な討論を表す一方、意見がまとまりにくい含みを帯びることも多い。新聞・評論・会議記録など、やや硬い文脈でよく使われる。例文
- 新制度の導入をめぐって会議は議論百出となり、結論は次回へ持ち越された。
- その映画のラストについては観客の間で議論百出している。
- 予算の配分案を示した途端、理事会は議論百出の様相を呈した。
- 歴史教科書の記述をめぐり、専門家の間で議論百出となった。
- SNSではその発言に対して議論百出で、賛否が大きく分かれた。
類義語
- 甲論乙駁
- 侃々諤々
- 百家争鳴
- 喧々囂々
対義語
- 意見一致
- 満場一致
- 衆口一致