読書三到
読み方
どくしょ さんとう意味
読書をするときは、目でよく文字を見、口で声に出して読み、心を集中して内容を理解するという三つが大切だという教え。転じて、物事を学ぶには注意力をそろえて真剣に取り組むべきだという意味。由来
中国・南宋の儒学者、朱熹(朱子、1130〜1200)の読書法に由来する。朱子が『訓学斎規』などで「読書に三到あり、心到・眼到・口到をいう」と説いたことから広まった。成立は12世紀後半ごろ。備考
「三到」は心到・眼到・口到を指す。現代では必ずしも音読に限らず、集中して丁寧に読む態度を表す語として使われる。例文
- 古典を読むときは、読書三到の姿勢で一文ずつ味わいたい。
- 先生は、音読と黙読を組み合わせる読書三到の大切さを説いた。
- 資格試験のテキストも、ただ眺めるだけでなく読書三到で学べば理解が深まる。
- 彼は読書三到を実践し、難解な哲学書を少しずつ読み解いた。
- スマートフォンに気を取られず、読書三到で本に向き合う時間を作った。
類義語
- 熟読玩味
- 精読
- 眼光紙背に徹す
対義語
- 走馬看花
- 斜め読み
- 漫然読書