詭計多端
読み方
きけい たたん意味
悪だくみや人をだますための計略が非常に多く、手口が巧妙で油断できないこと。また、そのように策略を次々にめぐらす人や態度をいう。多くは相手のずる賢さ・危険さを批判的に述べる語。由来
「詭計」は人を欺くはかりごと、「多端」は物事のすじみち・手段が多いこと。中国明代の小説『三国志演義』(14世紀ごろ成立)に、姜維の策略の多さを評する表現として類例が見え、日本でも漢語成句として用いられるようになった。備考
かなり硬い文章語で、日常会話では「ずる賢い」「策士だ」などと言うことが多い。基本的に悪い意味で使う。例文
- 詭計多端な詐欺グループにだまされないよう、少しでも不審に思ったら相談すべきだ。
- 彼は詭計多端で、味方のふりをしながら裏で競争相手を陥れていた。
- その武将は詭計多端として恐れられ、正面から戦うより罠を仕掛けることを得意とした。
- 詭計多端な交渉相手には、口約束ではなく必ず文書で確認を取る必要がある。
- 物語の悪役は詭計多端で、主人公たちは何度も巧妙な謀略に苦しめられた。
類義語
- 権謀術数
- 奸智術数
- 詐謀詭計
- 老獪狡猾
- 狡猾老獪
対義語
- 公明正大
- 正々堂々
- 光明磊落
- 単純明快