表裏一体
読み方
ひょうり いったい意味
「表」と「裏」のように、一見対立して見える二つの面が、実は切り離せず一つのものとして成り立っていること。利点と欠点、成功と失敗のように、どちらか一方だけでは語れない密接な関係を表す。由来
漢語の「表裏」(表と裏)と「一体」(一つのもの)を組み合わせた語で、「表も裏も同じ一つの体に属する」という発想から成った表現です。中国古典に明確な典拠を持つ成句というより、日本で近代以降に定着した四字熟語とみられます。正確な初出年は不詳です。備考
「AとBは表裏一体だ」の形で、相反する二面性や切り離せない関係を述べるときによく使う。文章語寄りだが会話でも一般的。善悪に限らず幅広く使える。例文
- 成功と失敗は表裏一体であり、挑戦しなければ成長もない。
- 便利さと危険性は表裏一体だから、新しい技術の導入には慎重さが求められる。
- 自由には責任が表裏一体の関係で伴う。
- 人気商売では、注目されることと批判されることが表裏一体だ。
- 観光開発は地域の活性化と自然環境への負担が表裏一体になりやすい。
類義語
- 不可分
- 切っても切れない
- 背中合わせ
- 相即不離
対義語
- 無関係
- 別個独立
- 分離独立