虎視眈々
読み方
こし たんたん意味
虎が獲物をねらってじっと見据えるように、強い意欲や野心を内に秘めながら、チャンスが来るのを注意深く待ち受けること。多くは、地位・成功・勝機などをねらって抜け目なく様子をうかがう意味で使う。由来
中国の古典『易経』の「頤」の章に見える句に由来するとされ、成立時期は紀元前8〜3世紀ごろと考えられる。もとは虎が目を光らせて獲物をねらうさまを表し、そこから転じて、機会をねらって油断なく様子をうかがう意味になった。原文では「耽耽」と書かれることもある。備考
多くは「虎視眈々と」の形で副詞的に使う。よい意味でも使えるが、野心的・策略的など、やや警戒を含む文脈で用いられることが多い。例文
- 彼は次の部長の座を虎視眈々と狙っている。
- 新興企業が市場拡大の機会を虎視眈々とうかがっている。
- ライバル校は優勝の瞬間を虎視眈々と待っていた。
- 犯人は警備の手薄な時間帯を虎視眈々と見計らっていた。
- 彼女は海外進出の好機を虎視眈々と探っている。
類義語
- 油断大敵
- 機会到来を待つ
- 隙をうかがう
- 野心満々
対義語
- 無欲恬淡
- 泰然自若
- 淡泊明志