興味索然
読み方
きょうみ さくぜん意味
物事に対する興味や面白みがすっかり失われ、心を引かれないさま。期待して見たり聞いたりしたものが退屈で、関心を持ち続けられない状態を表す。多くは「興味索然たる」「興味索然として」の形で用いる。由来
「興味」は物事に心が引かれること、「索然」は漢語で、物寂しい・味わいがない・興が尽きたさまをいう。両語を合わせて「興味が尽きて味気ない」という意味になった。中国古典語の「索然」に基づく近世以降の漢語的表現とみられるが、成立年は不明。備考
やや硬い文章語で、日常会話では「つまらない」「興味がなくなる」の方が自然。人そのものより、話・作品・状況への反応を評する用法が多い。例文
- 期待していた映画だったが、展開が単調で終盤は興味索然としてしまった。
- 彼の長い自慢話に、聞いていた人々は次第に興味索然たる表情になった。
- 資料は数字の羅列ばかりで、初心者には興味索然の内容だった。
- 新企画の説明は要点が見えず、会議室には興味索然とした空気が漂った。
- 序盤は面白かった小説も、同じ展開が続いて途中から興味索然となった。
類義語
- 無味乾燥
- 無味索然
- 索然寡味
- 退屈
- 味気ない
対義語
- 興味津々
- 興味深い
- 関心津々
- 面白味十分