至高無上
読み方
しこう むじょう意味
この上なく高く、これ以上のものがないほど優れていること。価値・地位・境地・名誉・幸福などが最高で、他に比べるものがない状態を表す。非常に格式ばった表現で、人物・作品・理念・体験などを称賛するときに用いられる。由来
漢語由来の成語で、「至高」は「極限まで高いこと」、「無上」は「その上がないこと」を意味する。どちらも中国古典・仏教語に見られる語で、それらを重ねて最上性を強調した表現。四字句としての成立時期は不詳だが、日本では漢文訓読の伝統を背景に、近世から近代以降の文章語・評論語で広く用いられるようになった。備考
日常会話よりも文章語・評論・演説で使われる硬い表現。宗教的・哲学的な価値や芸術的評価を強調する際に特に自然。例文
- 彼の演奏は、聴衆にとって至高無上の芸術体験だった。
- この寺に伝わる仏像は、信者たちから至高無上の存在として崇敬されている。
- 作家は、自由こそ人間にとって至高無上の価値だと語った。
- 長年追い求めてきた研究成果を発表できたことは、彼にとって至高無上の喜びだった。
- その名画は、技巧と精神性を兼ね備えた至高無上の作品として評価されている。
類義語
- 最高無比
- 絶対無比
- 唯一無二
- 無上至極
- 天下無双
対義語
- 最低最悪
- 低劣卑俗
- 凡庸平凡
- 下等低級