至誠通天
読み方
しせい つうてん意味
この上なく誠実な心で物事に当たれば、その真心は天にも通じ、困難な願いや努力も必ず報われるという意味。人の誠意や信念の力を強調する言葉。由来
中国戦国時代(紀元前4世紀頃)の儒家思想、とくに『孟子』離婁上の「至誠にして動かざる者は未だ之有らざるなり」という考えに基づくとされる。日本では「至誠天に通ず」の形でも広まり、正確な成句化の時期は不明。備考
道徳的・教訓的な響きが強く、演説、座右の銘、企業理念などで用いられやすい。日常会話ではやや硬い表現。例文
- 彼は至誠通天を信じ、被災地支援を十年以上続けている。
- 小さな会社でも、至誠通天の姿勢で顧客に向き合えば信頼は得られる。
- 何度断られても、彼女は至誠通天の思いで研究を続けた。
- 校長は卒業式で、至誠通天という言葉を生徒たちに贈った。
- 派手な宣伝よりも、至誠通天の努力が最後には人の心を動かす。
類義語
- 至誠天に通ず
- 一念通天
- 一念岩をも通す
- 精誠通天
対義語
- 不誠実
- 面従腹背
- 巧言令色