老驥伏櫪
読み方
ろうき ふくれき意味
年を取って第一線を退いた人でも、なお大きな志や活力を失っていないこと。老いた名馬が馬小屋に伏していても、なお千里を走ろうとする心を持つ、というたとえから、晩年になっても向上心や雄心を抱き続けることをいう。由来
中国・後漢末の曹操の詩「歩出夏門行」の一篇「龜雖壽」にある句「老驥伏櫪、志在千里」に由来する。成立は建安12年ごろ(207年ごろ)とされる。老いた駿馬が馬槽に伏していても千里を駆ける志を失わないという意で、日本には漢籍の受容を通じて伝わったが、和語としての定着時期の詳細は不詳。備考
中国古典由来の硬い表現で、日常会話より文章・祝辞・評論で使われやすい。高齢者の衰えぬ志をたたえる褒め言葉として用いられることが多い。例文
- 定年後に研究を再開した教授の姿は、まさに老驥伏櫪というべきだ。
- 八十歳を超えてなお新作を書き続ける作家に、老驥伏櫪の気概を見る。
- 監督は若手を前にして、『老驥伏櫪、志は千里にありだよ』と笑って語った。
- 引退を勧められても挑戦をやめない彼の生き方は、老驥伏櫪そのものだ。
- 長く現場を離れていた技術者が復帰して改革を成し遂げたのは、老驥伏櫪の好例である。
類義語
- 老当益壮
- 壮心不已
- 志在千里
対義語
- 意気消沈
- 灰心喪気