美辞麗句
読み方
びじれいく
意味
内容の伴わない、聞こえのよい言葉や飾り立てた表現。相手をよく見せたり取り繕ったりするための、うわべだけの美しい言い回しをいう。
由来
「美辞」は美しい言葉、「麗句」は美しく巧みな句(表現)の意。中国の漢文・文章論で用いられた語が日本語にも入り、近代以降(年代は特定困難)「内容より言葉を飾る」ことを批判的に言う成句として定着した。
備考
多くは否定的に用い、「美辞麗句を並べる/弄する」などの形が多い。文章批評・政治批判・広告評などで、実質の乏しさを指摘するときに使う。
例文
- 彼の提案書は美辞麗句ばかりで、具体策が見当たらない。
- 美辞麗句で取り繕っても、数字は正直に現れる。
- 選挙の演説は美辞麗句に満ちていたが、実行力は未知数だ。
- 謝罪の場で美辞麗句を並べるより、まず事実を説明してほしい。
- SNSでは美辞麗句が拡散しやすいが、根拠の確認が欠かせない。
類義語
- 巧言令色
- 口蜜腹剣
- 美言巧語
- 甘言
- 綺語
対義語
- 質実剛健
- 簡潔明瞭
- 実事求是