精神統一
読み方
せいしん とういつ意味
心を乱さず、一つの対象や目的に意識を集中させること。雑念を払い、気持ちや注意力を一点に集めた状態をいう。勉強・スポーツ・武道・仕事などで、落ち着いて力を発揮するための心構えとして使われる。由来
古典中国の故事に直接由来する成語ではなく、「精神」と「統一」という漢語を組み合わせた語。近代日本で、心を一点に集中させる意味の表現として定着したと考えられ、明治後期から大正期ごろには教育・武道・修養の文脈で広く用いられたとみられる。成立年の特定は難しい。備考
武道・受験・演奏前など、集中力を高める場面でよく使う。やや硬めの語で、日常会話では単に「集中する」と言い換えることも多い。宗教語に限らず広く使える。例文
- 試合前に深呼吸をして精神統一を図った。
- 茶道では所作の一つ一つを通して精神統一を重んじる。
- 大事な発表の前に、彼女は数分間目を閉じて精神統一した。
- 周囲が騒がしくても、彼は精神統一して原稿を書き上げた。
- 精神統一ができると、作業のミスが減って効率も上がる。
類義語
- 一心不乱
- 一意専心
- 集中
- 専心
- 没頭
対義語
- 注意散漫
- 心ここにあらず
- 気もそぞろ
- 漫然