籠鳥檻猿
読み方
ろうちょう かんえん意味
籠の中の鳥と檻の中の猿のように、自由を奪われ、束縛された境遇にあること。また、そのような不自由な身の上で外の世界や自由を強く望むことのたとえ。由来
中国・唐代(8〜9世紀)の文学に見える表現に由来するとされ、白居易の詩句「籠鳥檻猿倶未死」など、籠に入れられた鳥と檻に閉じ込められた猿を、不自由な境遇の比喩として用いたことから広まった。日本での受容時期は明確ではない。備考
やや文語的・漢語的な表現で、日常会話では少ない。強い束縛感や幽閉感を文学的に表すときに用いられる。例文
- 単身赴任先で仕事に追われる毎日は、まるで籠鳥檻猿の境遇だった。
- 厳しすぎる校則に縛られ、生徒たちは籠鳥檻猿のような気分を味わっていた。
- 病室から出られない日々が続き、彼は籠鳥檻猿の身を嘆いた。
- 才能があるのに発言の機会を与えられず、彼女は籠鳥檻猿の状態に置かれている。
- 自由な旅を好む彼にとって、監視の多い職場環境は籠鳥檻猿そのものだった。
類義語
- 籠鳥恋雲
- 池魚籠鳥
- 檻猿籠鳥
- 束縛状態
- 不自由
対義語
- 自由自在
- 悠々自適
- 放縦不羈
- 天衣無縫