竜蟠虎踞
読み方
りゅうばん こきょ意味
竜がとぐろを巻き、虎がうずくまるように、山や城郭などの地勢が雄大で険しく、守りに適した要害であること。また、英雄や豪傑がその地に堂々と拠っているさまをいう。由来
中国・三国時代(3世紀ごろ)の故事に由来するとされる。諸葛亮が呉の都・建業、現在の南京の地勢を見て「鍾山は竜が蟠るよう、石頭城は虎が踞るようで、帝王の都にふさわしい」と評した故事が典拠とされる。表記は「龍蟠虎踞」「竜盤虎踞」とも書く。備考
文章語・漢文調の硬い表現。日常会話ではほとんど使われず、歴史・地理・城郭・軍事的要地を描写する文脈で用いられる。例文
- この城跡は三方を山に囲まれ、まさに竜蟠虎踞の地であった。
- 古都南京は、古来、竜蟠虎踞の形勝として知られてきた。
- 敵の侵入を防ぐには、竜蟠虎踞と呼べるこの要害を押さえる必要がある。
- 山脈と大河に守られたその国境地帯は、竜蟠虎踞の趣を備えている。
- 英雄たちは竜蟠虎踞の都に集い、新しい王朝の行方を占った。
類義語
- 虎踞竜蟠
- 竜盤虎踞
- 要害堅固
- 形勝之地
対義語
- 一馬平川
- 平坦無奇