竜吟虎嘯
読み方
りょうぎん こしょう意味
竜がうなり、虎がほえると、それに応じて雲や風が起こるという意から、同じ志・性質・力量を持つ者同士が自然に感応し合うこと。また、英雄や傑出した人物が時機を得て勢いよく活躍することをいう。由来
中国古典に由来する語。『易経』乾卦文言伝の「雲は竜に従い、風は虎に従う」という思想や、「竜吟ずれば雲起こり、虎嘯けば風生ず」という表現を背景に成立した。『易経』の成立は西周〜戦国時代ごろ(紀元前10〜前3世紀ごろ)とされるが、四字句としての成立時期は未詳。備考
「龍吟虎嘯」とも書く。日常会話ではまれで、文章語・漢詩的表現として用いられる。単なる仲の良さより、力量ある者同士の感応や雄大な活躍を強調する語。例文
- 若い研究者二人は初対面とは思えないほど議論がかみ合い、まさに竜吟虎嘯の趣があった。
- 名監督と天才選手が出会ったことで、チームは竜吟虎嘯の勢いで快進撃を始めた。
- 彼らは別々の分野で活動していたが、同じ問題意識に導かれて竜吟虎嘯するように協力し合った。
- 改革を望む人材が各部署から集まり、竜吟虎嘯して新しい企画を成功に導いた。
- 時代の要請に応じて英傑が現れるさまを、歴史家は竜吟虎嘯という言葉で表現した。
類義語
- 同気相求
- 同声相応
- 意気投合
- 以心伝心
- 気脈相通
対義語
- 同床異夢
- 水火不容
- 呉越同舟