秋霜烈日
読み方
しゅうそう れつじつ意味
秋の冷たい霜と、照りつける強い日差しのように、非常に厳しく、威厳があること。特に、私情に流されず公平に物事を裁く態度や、法を執行する人の峻厳さ・清廉さをたとえていう。由来
中国の漢文表現に由来する成語で、秋の霜の鋭い冷たさと、烈しい太陽の強い光を組み合わせ、峻厳さと公正な威厳を表したもの。明確な初出や成立年は未詳だが、中国古典由来の語として伝わり、日本では明治期以降、裁判官・検察官など法曹の理想像を示す語として広く知られるようになった。備考
日常会話ではやや硬い表現。裁判・検察・監察など、厳正さや威厳を語る場面でよく使う。検察官バッジの通称としても有名。例文
- その裁判官は秋霜烈日の面持ちで判決を言い渡した。
- 不正を前にした彼の態度はまさに秋霜烈日で、誰も軽々しく言い逃れできなかった。
- 検察官のバッジは、秋霜烈日の精神を象徴するものとして知られている。
- 情に流されない秋霜烈日の公正さが、組織の再建には必要だ。
- 彼の論説には、権力の腐敗を断ずる秋霜烈日の気迫がみなぎっていた。
類義語
- 鉄面無私
- 厳正無私
- 公明正大
対義語
- 春風駘蕩
- 和顔愛語
- 寛仁大度