破邪顕正
読み方
はじゃけんしょう
意味
誤った教えや邪な考えを打ち破り、正しい教え・道理を明らかにして世に広めること。主に仏教で用いられる。
由来
仏教語。中国仏教の文献に見られる「破邪顕正(邪を破り正を顕す)」に由来し、日本でも仏教思想・宗派論争の文脈で用いられた。成立年代の厳密な初出年は不詳(中国の古典仏教文献に遡る)。
備考
宗教・思想の文脈で使われやすい語。一般会話では硬く、排他的・攻撃的に響くことがあるため、比喩的に用いる場合も含め注意。200字以内。
例文
- 彼は破邪顕正の立場から、迷信的な言説を批判した。
- 破邪顕正を掲げる論文は、反論も招きやすい。
- 寺の講話では、破邪顕正とは他者を攻撃することではないと説かれた。
- 学問の目的は、破邪顕正のごとく誤りを正して真理を明らかにする点にある。
- 過激な破邪顕正は対立を深めるため、言葉選びに注意が必要だ。
類義語
- 摧邪顕正
- 破邪正道
- 邪を破し正を顕す
- 正法弘通
対義語
- 邪正不明
- 邪説流布