短気短慮
読み方
たんき たんりょ意味
怒りっぽく気が短いうえ、先のことを十分に考えずに判断・行動してしまうこと。感情に流されやすく、落ち着いた思慮を欠く性質や態度を表す。人の性格や、その場しのぎの拙速な対応をやや批判的に述べるときに使う。由来
『短気』(気が短いこと)と『短慮』(考えが浅いこと)を並べた漢語的表現。それぞれの語は中国古典由来の漢語だが、『短気短慮』という四字熟語としての明確な初出や成立年代は不詳。近世以降、漢文訓読や漢語表現の流れの中で用いられ、定着したと考えられる。備考
やや硬い文章語で、日常会話では『短気で浅はか』などと言い換えることも多い。性格批判として響くため、相手に直接使うと強い非難になりやすい。例文
- 彼の短気短慮な物言いが、会議の空気を悪くした。
- 短気短慮を戒め、結論を出す前に一度資料を読み直した。
- 若いころは短気短慮だった彼も、今ではずいぶん落ち着いた。
- 上に立つ者が短気短慮では、部下は安心して働けない。
- SNSでは短気短慮な投稿が思わぬ誤解や炎上を招くことがある。
類義語
- 性急
- 短慮
- 浅慮
- 軽挙妄動
- せっかち
対義語
- 沈着冷静
- 熟慮断行
- 用意周到
- 深謀遠慮