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相碁井目

読み方

あいご せいもく

意味

同じ分野・同じ種類のことをしていても、人によって実力や程度には大きな差があるということ。特に、囲碁や勝負事、技芸、仕事などで、互角に戦える者もいれば大きなハンディが必要な者もいる、という実力差を表す。

由来

囲碁用語に由来する。「相碁」は互角の力量同士がハンディなしで打つ碁、「井目」は盤上の九つの星に石を置く大きな置き碁の手合いをいう。つまり、相手によって互角の場合も九子のハンディが必要な場合もあることから、力量差の大きさを表す語となった。成立時期は明確ではないが、囲碁の家元制度や手合割が整備された江戸時代以降に広まった表現と考えられる。

備考

囲碁由来のやや硬い表現で、日常会話では「ピンからキリまで」「実力差が大きい」の方が一般的。人を評価する語なので、使い方によっては失礼に響く。

例文

  • 同じ新人研修を受けたはずなのに、配属後の成長ぶりは相碁井目で、指導方法を変える必要がある。
  • アマチュア大会とはいえ参加者の腕前は相碁井目で、初心者が全国経験者と当たることもある。
  • プログラミング歴が三年といっても相碁井目だから、年数だけで実力を判断してはいけない。
  • この陶芸教室の作品展を見ると、同じ課題でも相碁井目で、作り手の経験と感性の差がよく分かる。
  • 営業成績は相碁井目で、トップ社員と新人を同じ基準だけで比べるのは酷だ。

類義語

  • 天壌之別
  • 雲泥万里
  • 雲泥之差
  • 月鼈雲泥
  • 霄壌之差
  • ピンからキリまで

対義語

  • 実力伯仲
  • 伯仲之間
  • 五分五分
  • 互角
  • 甲乙付け難い

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