相互扶助
読み方
そうご ふじょ意味
人々や組織が一方的ではなく、互いに支え合い助け合うこと。困ったときに助け、平常時にも協力して共同体や集団を成り立たせる考え方や仕組みをいう。地域活動、福祉、保険、協同組合などの文脈でよく使われる。由来
中国古典に典拠をもつ固定的な故事成語というより、「相互」と「扶助」を組み合わせた漢語。近代日本で英語 mutual aid の訳語や、社会制度・協同組合の用語として使われ、明治後期〜大正期(19世紀末〜20世紀初頭)に広まったと考えられる。正確な初出年は不詳。備考
日常会話より、福祉・保険・地域活動・協同組合などのやや公的な文脈で使われやすい。情緒的な助け合いより、継続的・制度的な支援関係を表すことが多い。例文
- 地域の防災は、住民同士の相互扶助の精神があってこそ機能する。
- この組合は、会員の相互扶助を目的として設立された。
- 災害時には公的支援だけでなく、近所同士の相互扶助も重要になる。
- 高齢化が進む中、相互扶助の仕組みを地域でどう築くかが課題だ。
- 彼らのチームは競争よりも相互扶助を重んじ、成果を伸ばした。
類義語
- 助け合い
- 互助
- 共助
- 相互協力
対義語
- 利己主義
- 自己中心
- 弱肉強食