百戦錬磨
読み方
ひゃくせん れんま意味
数多くの実戦や経験を重ね、そのたびに鍛えられて、技量や判断力が非常に高くなっていること。また、そのような人。もとは多くの戦いをくぐり抜けた強者をいうが、現在は交渉・仕事・勝負事などで経験豊富で手ごわい人にも広く使う。由来
「百戦」は多くの戦いを経験すること、「錬磨」は鍛え磨くことを表す漢語で、この二語を組み合わせた表現。軍事的な発想にもとづき、もとは実戦を重ねた兵や武将を指したと考えられる。その後、意味が広がって経験豊富な人物全般を表すようになった。正確な初出年・成立時期は不詳。備考
人を褒める語として使える一方、相手が手ごわく、したたかだという含みを帯びることもある。ビジネス・政治・スポーツ・恋愛など、戦い以外の場面にも比喩的に広く用いる。例文
- 彼は百戦錬磨の交渉人で、相手の本音をすぐに見抜く。
- 百戦錬磨の政治家でさえ、その追及には返答に詰まった。
- あの営業部長は百戦錬磨だから、難しい商談でも動じない。
- 百戦錬磨の将軍でも、未知の戦場では慎重さを失わない。
- 恋愛に百戦錬磨だと評判の彼女も、今回ばかりは真剣に悩んでいる。
類義語
- 老練
- 熟練
- 千軍万馬
- 海千山千
- 歴戦の勇士
対義語
- 経験不足
- 未熟
- 駆け出し
- 青二才