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百年河清

読み方

ひゃくねん かせい

意味

黄河が澄むのを百年待つというたとえから、実現の見込みがほとんどないことをいつまでも待ち望むこと、または非常にまれでめったに起こらないことをいう。期待しても当てにならない物事や、起こる確率がきわめて低い事柄に対して使う。

由来

中国で黄河は常に濁る川と考えられ、澄むのはきわめてまれだとされた。春秋時代(紀元前6世紀ごろ)の中国古典に見える「河の清むを俟つ」という故事に基づく表現とされ、黄河が百年に一度澄むかどうかという発想から、望み薄・希少のたとえになった。四字熟語としての日本での定着時期は不詳。

備考

日常会話よりも、文章語・評論・演説などで見かけることが多い。単に「珍しい」よりも、「実現しにくく当てにならない」という含みが強い。「百年河清を俟つ」の形でも用いる。

例文

  • その組織が自浄作用だけで立ち直るのを待つのは、百年河清というほかない。
  • 彼が自分から非を認めて謝ることを期待するのは、百年河清だ。
  • 現状の制度のままで汚職がなくなるのを望むのは、百年河清を俟つようなものだ。
  • この地方で真夏に雪が降るなど、百年河清に近い珍事である。
  • 値下がりした株が明日すぐ元に戻ると信じるのは、百年河清の望みにすぎない。

類義語

  • 河清難俟
  • 至難の業
  • 望み薄
  • 実現困難

対義語

  • 易如反掌
  • 朝飯前
  • 一気呵成

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