百家争鳴
読み方
ひゃっか そうめい意味
多くの学者・思想家・専門家が、それぞれ自由に意見や学説を述べ、活発に論じ合うこと。転じて、ある分野で多様な立場や考え方が並び立ち、互いに競い合っている状態もいう。由来
古代中国の戦国時代(紀元前5~3世紀ごろ)に諸子百家が学説を競った状況を踏まえた語。現代では、1956年に中国の毛沢東が掲げた文化・学術政策の標語「百花斉放・百家争鳴」によって広く知られるようになった。備考
中国由来の語。日本語では、学問・芸術・評論などで多様な意見が活発に出る状況を表すことが多い。文脈により好意的にも中立的にも使われる。例文
- この研究会は若手から大家まで参加し、まさに百家争鳴の様相を呈している。
- 生成AIをめぐっては、教育現場でも百家争鳴の議論が続いている。
- 江戸後期の思想界は、さまざまな学派が並び立つ百家争鳴の時代だった。
- 新しい都市計画案について、市民の間で百家争鳴の意見が飛び交った。
- 雑誌の特集では、環境政策をテーマに百家争鳴の論考が掲載された。
類義語
- 百花斉放
- 侃々諤々
- 諸説紛々
- 自由闊達
対義語
- 異口同音
- 画一化
- 言論統制
- 万馬斉喑