百家争鳴
読み方
ひゃっかそうめい
意味
多くの学者・思想家が自由に議論し、それぞれの説を主張して競い合うこと。学問や思想が活発に論じられるさま。
由来
中国戦国時代の「諸子百家」が互いに学説を唱え争った状況をいう語に由来する。近代中国で1956年ごろ毛沢東が掲げたスローガン「百花斉放・百家争鳴」により広く知られた(古典上の用例の厳密な初出年代は不詳)。
備考
肯定的に「自由闊達な議論」を指すことが多いが、文脈によっては「意見が乱立してまとまらない」含みもある。「百花斉放」と対で用いられやすい。
例文
- 現代社会の課題について、百家争鳴の議論が必要だ。
- 学会では百家争鳴となり、結論は次回に持ち越された。
- SNSは百家争鳴で、情報の真偽を見極める力が問われる。
- 新制度をめぐって百家争鳴の意見が寄せられている。
- 彼の論文は百家争鳴の中でも独創性が際立っていた。
類義語
- 百花斉放
- 諸説紛紛
- 多士済済
対義語
- 異口同音
- 万馬斉喑