異口同音
読み方
いく どうおん意味
多くの人が、別々に話しているのに、まるで口をそろえたように同じことを言うこと。意見・評価・非難・感想などが一致している状態を表す。主に、複数の人の判断や発言がぴたりと同じであることを、やや改まって言う表現。由来
中国古典に由来する漢語とされる。明確な初出は定説化していないが、遅くとも中国の南北朝時代(5~6世紀)には近い表現が見られる。文字どおり「異なる口から同じ音が出る」という意味から、多くの人が同じ意見を述べる意になった。備考
「多人数が同じことを言う」の意。やや文章語・評論語的で、会議・報道・論評などで使われやすい。「異口同声」もほぼ同義の関連表現。例文
- 会議では参加者が異口同音に、現行案の修正が必要だと述べた。
- その店の評判については、地元の人々が異口同音に『味がいい』と褒めていた。
- 被害の実態を聞かれると、住民たちは異口同音に行政の対応の遅れを指摘した。
- 新入社員の誠実さについて、先輩たちは異口同音に高く評価している。
- 審査員が異口同音に同じ欠点を挙げたため、作品の課題が明確になった。
類義語
- 異口同声
- 口をそろえる
- 満場一致
- 衆口一致
対義語
- 衆説紛紛
- 甲論乙駁
- 十人十色
- 各人各様