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生者必滅

読み方

しょうじゃ ひつめつ

意味

この世に生きている者は、だれも例外なくいつか死を迎えるということ。仏教の無常観を表す語で、人の命や栄華が永遠ではないことを悟らせる表現として用いられる。

由来

仏教に由来する語で、「生きる者は必ず滅する」という無常の理を漢語で表したもの。しばしば「会者定離」と対にして語られる。正確な初出は定説がないが、中国で4〜7世紀ごろに成立・流布した漢訳仏典に基づく表現と考えられ、日本では平安時代までに仏教語として広まった。

備考

日常会話ではやや硬く、法話・弔辞・古典解説などで使われることが多い。単独でも使うが、「会者定離」と続けて言う形もよく見られる。

例文

  • 祖父の葬儀で、住職は生者必滅の理を静かに説いた。
  • 生者必滅とはいえ、突然の別れをすぐに受け入れるのは難しい。
  • この古典作品には、生者必滅の無常観が色濃く表れている。
  • 医師である彼は、生者必滅を知りつつも一人でも多くの命を救おうとしている。
  • 戦乱の記録を読むたびに、生者必滅という言葉の重みを痛感する。

類義語

  • 会者定離
  • 諸行無常
  • 有為転変
  • 盛者必衰

対義語

  • 不老不死

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