生公説法
読み方
しょうこう せっぽう意味
巧みで筋の通った説法や説明によって、人の心を深く動かし、普通なら理解しないような相手まで感化すること。転じて、非常に説得力のある話ぶりや講義のたとえ。由来
中国の高僧・竺道生(道生法師、通称「生公」)にちなむ故事が由来。5世紀前半ごろ(東晋末〜劉宋初)、生公が人に理解されなかった教えを石に向かって説いたところ、石がうなずいたという伝説から生まれた。もとは「生公説法、頑石点頭」という成句。備考
中国仏教の故事に基づく、やや文語的で硬い表現。日常会話では頻度が低く、文章語や講話の評として使われやすい。「生公説法、頑石点頭」の形でも用いられる。例文
- あの僧の法話は生公説法と呼ぶにふさわしく、居眠りしていた参拝者まで聞き入った。
- 彼の講義はまさに生公説法で、難解な理論も学生たちにすっと理解された。
- 新任監督の訓示は生公説法で、反発していた部員たちの心を一つにした。
- 祖母は、あの先生の説明なら生公説法だから安心して聞きなさいと言った。
- ただ専門用語を並べるだけでは生公説法にはならず、相手に届く言葉が必要だ。
類義語
- 頑石点頭
- 天花乱墜
- 感天動地
対義語
- 対牛弾琴
- 馬耳東風
- 暖簾に腕押し