狐疑逡巡
読み方
こぎ しゅんじゅん意味
疑い迷って決断できず、ためらい続けること。物事を進めるべき場面で、不安や不信感から心が定まらず、前に踏み出せない状態を表す。由来
「狐疑」は、狐が用心深く疑い深い動物とされた中国の伝承的な見方に由来し、「逡巡」はためらって進まない意。両語を重ねた漢語表現で、中国古典に基づく語とされるが、成立年は不詳。日本では漢籍受容以後、遅くとも近世以降の文語的表現として用いられた。備考
硬い文章語で、日常会話では「迷う」「ためらう」「優柔不断」などが一般的。疑念を伴う迷いを強調する表現。例文
- 新規事業への投資について、役員会はリスクを恐れて狐疑逡巡した。
- 彼は告白するかどうか狐疑逡巡し、結局チャンスを逃してしまった。
- 情報が不足していたため、住民たちは避難すべきか狐疑逡巡していた。
- 狐疑逡巡しているうちに、競合他社に先を越された。
- 重要な局面では、狐疑逡巡せず冷静に判断する力が求められる。
類義語
- 優柔不断
- 遅疑逡巡
- 躊躇逡巡
- 首鼠両端
- 右顧左眄
対義語
- 即断即決
- 迅速果断
- 果断
- 決然