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片言居士

読み方

かたこと こじ

意味

外国語や学問などを少しかじっただけなのに、まるで深く理解しているかのようにふるまい、その知識をひけらかす人を皮肉っていう語。表面的・断片的な理解しかないのに通人ぶる人、知ったかぶりの人という意味。

由来

「片言」は不十分な言葉・断片的な知識、「居士」は本来、在家の男子や学識ある人への呼称ですが、転じて「~ぶる人」を皮肉る言い方にもなりました。これらが結びつき、少しの知識を得意げに見せる人を指す語になったと考えられます。明確な初出年は不詳ですが、近代、特に明治期以降の西洋語受容の中で広まったとされます。

備考

やや古風で批判的な語。主に、外国語や学問を少しかじっただけで通人ぶる人をさす。日常会話では「半可通」「知ったかぶり」のほうが一般的。

例文

  • 彼は英語を少しかじっただけなのに、やたら横文字を使いたがる片言居士だ。
  • 新聞記者は、外国事情を知ったふうに語る片言居士を辛辣に批判した。
  • 留学から帰ったばかりの彼が片言居士と思われないよう、私は発言を慎むよう忠告した。
  • 先生は『片言居士になるのではなく、基礎から深く学びなさい』と学生に話した。
  • その小説には、フランス語を振り回す片言居士が滑稽な人物として登場する。

類義語

  • 半可通
  • 知ったかぶり
  • 生かじり
  • にわか通
  • 付け焼き刃

対義語

  • 博学多識
  • 通人
  • 達人
  • 専門家
  • 碩学

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