無色透明
読み方
むしょく とうめい意味
色がなく、光をよく通して透き通っていること。水やガラス、液体などの性質を表す語として使われる。転じて、考えや態度に隠し事・私心・不正がなく、清らかで公正なさまをいうこともある。由来
「無色」は色がないこと、「透明」は光が通って向こう側が見えることを表す漢語で、その二語を重ねた表現。科学・薬学・工業などで物質の性状を述べる語として近代日本語で広く用いられた。正確な成立年は不明だが、明治期以降の専門語・説明語として定着したと考えられる。備考
物理的な「色がなく透き通る」意味が基本。比喩では「清廉」「公正」の意味で使うが、やや硬い表現。人に使う場合は文脈により不自然になることもある。例文
- この薬品は無色透明の液体なので、ラベルを確認してから扱ってください。
- 山から湧き出る水は無色透明で、底の小石まではっきり見えた。
- 新しいガラス素材は無色透明でありながら、非常に高い強度を持っている。
- 彼の説明は無色透明で、利害関係に左右されていない印象を受けた。
- 会計処理を無色透明にするため、すべての支出を公開することにした。
類義語
- 透明無色
- 清廉潔白
- 公明正大
- 純真無垢
対義語
- 有色不透明
- 不透明
- 混濁
- 曖昧模糊