無為無策
読み方
むい むさく意味
何もしないうえに、問題を解決するための方策や計画もないこと。危機や課題に対して、ただ放置しているだけで有効な手を打たない態度を強く批判していう語。由来
「無為」は何もしないこと、「無策」は対策や計画がないことを表す漢語で、この二語を重ねて否定的意味を強めた表現。中国古典の「無為」とは異なり、近現代日本語で行政・政治批判などに用いられる成語として定着した。成立年代は不詳。備考
強い非難を含む語で、政治・行政・経営への批判でよく使われる。「無為自然」のような肯定的な「無為」とは意味合いが異なる。例文
- 感染拡大が続く中での政府の無為無策に、国民の不満が高まった。
- 経営陣が無為無策のまま赤字を放置したため、会社は倒産寸前に追い込まれた。
- 災害への備えを怠った自治体の無為無策が、被害をさらに大きくした。
- 少子化問題について、何十年も無為無策だったことのツケが回ってきている。
- 現場から改善案が出ているのに、上層部は無為無策で何も決めようとしない。
類義語
- 拱手傍観
- 座視傍観
- 手をこまねく
- 無策無為
- 無為徒食
対義語
- 積極果断
- 迅速果断
- 臨機応変
- 有為有策
- 先手を打つ