無所不能
読み方
むしょ ふのう意味
できないことが何一つなく、どんなことでも成し遂げられること。人間離れした能力や、神のような全能性を表す語で、実際の人物に用いる場合は誇張や比喩として使われることが多い。由来
中国古典語の漢文表現「無所不能」(所として能わざる無し)に由来する。直訳すれば「できないところ・事柄がない」の意。初出の年代は不詳だが、古代中国以来の漢籍・仏典的表現として伝わり、日本では漢文訓読を通じて受容された。備考
非常に硬い漢語で、日常会話では「何でもできる」「万能」の方が自然。神・英雄・AIなどに対して、称賛だけでなく皮肉や誇張としても使われる。例文
- 彼は数学も語学も音楽もこなし、まるで無所不能の人物のように見える。
- どれほど優秀な経営者でも、無所不能であるかのように扱うのは危険だ。
- 神話の中では、無所不能の神が世界を創造したと語られている。
- 新しいAIを無所不能の道具だと誤解すると、判断を誤ることがある。
- 子どものころは、父が何でも直せる無所不能の存在に思えた。
類義語
- 全知全能
- 万能
- 全能
- 何でもできる
- 神通自在
対義語
- 一無所能
- 無能無才
- 無力無能
- 無能無策