点滴穿石
読み方
てんてき せんせき意味
わずかな力や努力でも、休まず長く続ければ、ついには大きな成果を生み、困難なことでも成し遂げられるという意味。水のしずくが石に穴をあけるほど、継続の力は強いというたとえ。由来
中国古典に由来する成句で、南宋の羅大経『鶴林玉露』(13世紀頃)に見える「水滴石穿」に通じる表現とされる。水のしずくが長い時間をかけて石をうがつことから、少しずつでも続ければ大きな結果に至るという教えになった。日本で「点滴穿石」として定着した正確な時期は不詳。備考
「点滴」は医療の点滴ではなく、水のしずくの意。やや文章語・教訓的で、勉学・修練・貯蓄など、少しずつ続ける努力をたとえるときに使う。例文
- 毎日十分でも勉強を続ければ、点滴穿石で必ず力がつく。
- 彼は地道な鍛錬を重ね、点滴穿石の努力で一流の職人になった。
- 少額の貯金でも、点滴穿石の心で続ければ大きな備えになる。
- 語学の習得に近道はない。点滴穿石を信じて単語を覚えよう。
- 研究はすぐ結果が出なくても、点滴穿石の積み重ねが発見につながる。
類義語
- 水滴石穿
- 雨垂穿石
- 積少為大
- 堅忍不抜
- 愚公移山
対義語
- 一曝十寒
- 半途而廃
- 三日坊主
- 朝令暮改