浮光掠影
読み方
ふこうりゃくえい
意味
物事を表面だけ見て、深く理解せずに浅く受け取ること。うわべだけの知識や見聞、またその態度をいう。
由来
「浮光」は水面などに浮かぶ光、「掠影」は影をかすめ取る意。中国の古典・漢文由来の成語とされ、日本には漢籍受容を通じて伝来した。成立年代は特定困難(不明)。
備考
「ふこうりゃくえい」。文章語・評論語で用いられ、やや硬い。人の理解の浅さや見聞の表層性を批判的に述べる場面が多い。
例文
- 彼の批評は浮光掠影にすぎず、作品の核心に触れていない。
- 現地を一度見ただけで判断するのは浮光掠影になりやすい。
- ネットの断片情報を集めても、浮光掠影の理解で終わってしまう。
- 浮光掠影な知識では、議論の土台にすらならない。
- 背景を調べずに結論を急げば、浮光掠影と笑われるだろう。
類義語
- 皮相浅薄
- 走馬看花
- 一知半解
- 付和雷同
対義語
- 深思熟慮
- 熟慮断行
- 精査綿密