油断大敵
読み方
ゆだん たいてき意味
気を緩めたり、慣れや安心から注意を怠ったりすると、思いがけない失敗や災いを招くので、油断こそ最も警戒すべきものだという戒め。順調なときや、もう大丈夫だと思う場面ほど注意が必要だという意味で使う。由来
『油断』は、仏教で修行の心がゆるむことを戒めた語、または灯明の油を絶やすと火が消えることに由来する語とされる。そこから「油断こそ最大の敵」という教訓表現が生まれ、四字熟語としては近世(江戸時代頃)までに広く定着したと考えられる。正確な初出年は不詳。備考
日常会話からビジネス、スポーツまで幅広く使う。注意喚起の決まり文句として「油断は大敵」という形でも非常に一般的。ややことわざ的な響きがある。例文
- 試験は簡単そうに見えても、最後の一問まで油断大敵だ。
- 首位を走っていても、優勝が決まるまでは油断大敵である。
- 慣れた作業ほど事故が起こりやすいので、現場では油断大敵を合言葉にしている。
- 風邪が治りかけの時期こそ油断大敵だから、今日は早く休みなさい。
- 交渉は順調に見えるが、契約書に署名するまでは油断大敵だ。
類義語
- 油断禁物
- 用心肝要
- 細心注意
対義語
- 用意周到
- 慎重
- 万全