河清海晏
読み方
かせい かいあん意味
黄河の水が澄み、海が穏やかであることから、世の中がよく治まり、戦乱や騒動がなく平和で安定している状態をいう。政治が行き届き、社会が太平であることのたとえ。由来
中国の古典に由来する語。黄河は常に濁っているため、それが澄むのは聖天子の治世や太平の瑞兆と考えられた。「晏」は穏やかの意。成句としての成立年代は不詳だが、漢籍を通じて日本にも伝わった。備考
文章語・漢文調の硬い表現。日常会話ではあまり使われず、歴史・政治・祝辞などで「天下泰平」に近い意味で用いられる。例文
- 長い内戦が終わり、国民は河清海晏の世を願った。
- 名君の治世は河清海晏と称えられ、後世まで語り継がれた。
- 災害や争いのない河清海晏の日々が、何よりの幸福だ。
- 新政府は河清海晏の社会を実現すると公約した。
- 歴史書には、その時代が河清海晏であったと記されている。
類義語
- 天下泰平
- 国泰民安
- 太平無事
- 海晏河清
- 政通人和
対義語
- 兵荒馬乱
- 天下騒乱
- 乱世
- 内憂外患