永劫無窮
読み方
えいごう むきゅう意味
きわめて長い時間にわたって果てしなく続き、終わりがないこと。「永劫」は想像を超えるほど長い年月、「無窮」は尽きることがない意を表し、時間的な永遠性や不滅性を強調する語。由来
中国古典語・仏教語に由来する表現。「劫」はサンスクリット語 kalpa の漢訳で、仏教で宇宙的なほど長大な時間単位を指す。「永劫」に「果てがない」を意味する「無窮」を重ねた語で、日本での初出年は不詳。仏教語が定着した奈良〜平安期以降に受容され、漢文・仏教的文脈で用いられてきたと考えられる。備考
日常会話では硬く荘重な語。文学、宗教、追悼文、理念の表現などで用いられやすい。「永遠」より漢語的で重々しい響きがある。例文
- この寺に伝わる祈りは、永劫無窮に人々の心を支え続けるだろう。
- 星々の運行を眺めていると、永劫無窮の時の流れを感じる。
- 彼は亡き友との約束を、永劫無窮に守り抜くと誓った。
- 文化遺産を次世代へ残す努力は、永劫無窮の価値を持つ。
- 詩人は、愛が永劫無窮であるかのように美しく歌い上げた。
類義語
- 永遠無窮
- 永遠不滅
- 永久不滅
- 不朽不滅
- 万古不易
- 千古不易
対義語
- 一時的
- 刹那的
- 有限
- 束の間
- 朝生暮死