残酷非道
読み方
ざんこく ひどう意味
人に対する思いやりがまったくなく、むごたらしく、人の道にも外れていること。また、そのようす。単に「厳しい」「冷たい」を超えて、残忍で非人道的だと強く非難するときに使う。由来
「残酷」と「非道」という、どちらも漢語の強い非難語を重ねて意味を強めた表現です。特定の中国故事に由来する成句というより、漢語同士の結合で定着した四字熟語と考えられます。成立の正確な年は不詳ですが、近代以前から各語が使われ、少なくとも明治期(19世紀後半)以降には成句的に広く用いられていました。備考
強い非難を表す語で、報道・評論・小説で使われやすい。人物にも行為にも使えるが、響きが非常にきついため、軽い失敗や冗談には普通用いない。例文
- 捕虜を虐待するような残酷非道な行為は、決して許されない。
- その悪党は、村人を苦しめる残酷非道の限りを尽くした。
- 利益のために弱者を切り捨てるそのやり方は、あまりに残酷非道だ。
- 彼は残酷非道な支配者として、歴史に名を残した。
- 事件の犯人の残酷非道ぶりに、多くの人が言葉を失った。
類義語
- 冷酷無情
- 暴虐無道
- 極悪非道
- 無慈悲
対義語
- 慈悲深い
- 仁愛
- 温情
- 人道的