死灰復燃
読み方
しかい ふくねん意味
いったん衰えたり滅んだりして、もう終わったと思われたものが、再び勢いを取り戻して盛んになること。人や組織、権力、人気などが、消えたはずの火がもう一度燃えるようによみがえる場合にいう。由来
中国・前漢の故事に由来する。『史記』韓長孺列伝や『漢書』韓安国伝に見え、獄中の韓安国を相手が「死灰はもう燃えない」と侮ったところ、韓安国が「燃えればまた燃えるだけだ」と言い返した話から生まれた。成立は前漢、紀元前2世紀ごろ。原形は「死灰復然」とされる。備考
中国故事に基づく硬めの文章語。人・組織・勢力・人気などの「再興」「復活」に使うことが多い。日常の小さな出来事より、劇的な復活を述べる場面でよく用いられる。例文
- 一度は解散したバンドが再結成し、死灰復燃の勢いで人気を取り戻した。
- 破産寸前だった老舗旅館は、新経営陣の改革によって死灰復燃を遂げた。
- 政界を去ったと思われた彼は、選挙で勝利して死灰復燃を印象づけた。
- 低迷していたチームも若手選手の活躍で死灰復燃し、優勝争いに加わった。
- 長く忘れられていたその作家は、全集の刊行を機に死灰復燃した。
類義語
- 捲土重来
- 起死回生
- 再起再生
- 復活
対義語
- 一蹶不振
- 再起不能
- 衰亡