機略縦横
読み方
きりゃく じゅうおう意味
すぐれた知恵やはかりごとを、状況に応じて自在に使いこなすこと。また、そのように巧みに立ち回るさまや人物をいう。軍略・政治・交渉・経営などで、機転と策略に富み、自由闊達に手を打つニュアンスがある。由来
「機略」は機に応じた知略・策略、「縦横」は思うままに自在にふるまう意。いずれも中国古典語に基づく漢語で、とくに「縦横」は中国戦国時代(紀元前3世紀ごろ)の合従連衡に関わる語として知られる。四字熟語としての明確な初出や成立時期は不詳。備考
やや文語的で硬い表現。軍事・政治・経営・交渉など、知略に富んで自在に動く人物や手腕を評して使う。称賛的な語だが、文脈によっては策士的で油断ならない印象も含む。例文
- 彼は機略縦横の交渉で、難航していた提携話を一気にまとめ上げた。
- 戦乱の世を描く小説では、機略縦横の軍師がしばしば物語の鍵を握る。
- 社長は市場の変化を見抜き、機略縦横に人員と資金を再配置した。
- 彼女は機略縦横に立ち回って危機を切り抜けたが、周囲には強引だと映った。
- その政治家は機略縦横ぶりで注目を集めた一方、策に溺れる危うさも指摘された。
類義語
- 知謀才略
- 神機妙算
- 縦横無尽
- 権謀術数
対義語
- 無為無策
- 浅慮短見
- 猪突猛進