桜梅桃李
読み方
おうばいとうり意味
桜・梅・桃・李がそれぞれ異なる花を咲かせるように、人や物には一つひとつ固有の持ち味や役割があり、他と比べず自分らしさを生かすべきだということ。各人が本来の性質のままで長所を発揮するたとえとして使う。由来
鎌倉時代後期の仏教語で、日蓮の法華経解釈を弟子が記したとされる『御義口伝』に見える表現です。成立は13世紀末、1278年ごろとされることが多いものの諸説あります。桜・梅・桃・李がそれぞれ違う花を咲かせることから、各自が固有の性質をそのまま生かす意になりました。備考
仏教由来の語だが、現代では教育・人材育成・自己啓発でも広く使う。個性尊重を前向きに語る表現で、人だけでなく組織や作品の持ち味にも用いられる。例文
- 子どもたちは桜梅桃李で、それぞれの得意分野を伸ばしていけばよい。
- 彼は他人と比べず、桜梅桃李の精神で自分の道を歩んでいる。
- 新しい校長は、桜梅桃李を重んじる教育方針を打ち出した。
- 同じ部署の社員でも、桜梅桃李で役割も強みも異なる。
- 作品づくりでは流行に合わせるだけでなく、桜梅桃李の個性を大切にしたい。
類義語
- 十人十色
- 百人百様
- 和而不同
対義語
- 千篇一律
- 画一化
- 没個性