栄耀栄華
読み方
えいよう えいが意味
地位や財産、名声に恵まれ、きわめて華やかでぜいたくに栄えていること。また、そのような暮らしや境遇。単に繁栄を指すだけでなく、しばしば一時的で、やがて失われるはかない栄えという含みをもって使われる。由来
「栄耀」と「栄華」はともに中国由来の漢語で、富や名声、権勢によって華やかに栄えることを表す。意味の近い二語を重ねて強調した表現が「栄耀栄華」。四字熟語としての明確な初出年は未詳だが、背景は古い漢語表現にさかのぼり、日本でも古くから用いられてきた。備考
やや文語的・硬い表現。単なる豪華さだけでなく、権勢や富に支えられた華やかな繁栄を指すことが多い。無常観をにじませて用いられる場合もある。例文
- 若くして成功した彼は、しばらく栄耀栄華を極めたが、事業の失敗で一気に没落した。
- 平家が都で栄耀栄華を誇った時代も、永遠には続かなかった。
- 祖父は、栄耀栄華を求めるより、つつましく誠実に生きることを選んだ。
- その歴史小説は、一族の栄耀栄華とその後の滅亡を鮮やかに描いている。
- 一時の栄耀栄華に心を奪われず、地道な努力を忘れないことが大切だ。
類義語
- 富貴栄華
- 栄華
- 繁栄
- 隆盛
対義語
- 質素倹約
- 清貧
- 没落
- 衰微