本末転倒
読み方
ほんまつてんとう
意味
物事の根本と枝葉・順序を取り違え、大事な点を後回しにしてつまらないことに力を入れてしまうこと。
由来
中国古典(『荘子』などに見える「本」と「末」=根元と枝先の対比)に由来する語とされる。日本での定着時期は諸説あり、正確な年代は不詳。
備考
「本(根本・目的)」と「末(枝葉・手段)」を取り違える意。会話・文章で広く使えるが、やや硬めで注意・批判のニュアンスを帯びやすい。
例文
- 健康のために運動を始めたのに、ウェア選びにばかり時間をかけるのは本末転倒だ。
- 試験勉強よりノートの色分けに夢中になるなんて、本末転倒だよ。
- 節約のために遠回りして交通費が増えたら本末転倒になる。
- 顧客対応を良くするはずが、マニュアル遵守に固執して会話がぎこちないのは本末転倒だ。
- 片付けのつもりで収納グッズを買いすぎて部屋が狭くなるのは本末転倒だ。
類義語
- 主客転倒
- 手段の目的化
- 元も子もない
- 枝葉末節にこだわる
対義語
- 首尾一貫
- 優先順位
- 本筋を押さえる