朝生暮死
読み方
ちょうせい ぼし意味
朝に生まれて夕方には死ぬこと。転じて、生命や物事の存続がきわめて短く、はかないことのたとえ。カゲロウなど短命な生き物や、一時的な流行・栄華などにも用いる。由来
中国古典に由来する成句で、文字通り「朝に生じ、暮れに死す」の意。『荘子』逍遥遊(戦国時代、紀元前4〜3世紀頃)の「朝菌は晦朔を知らず」という短命な存在の比喩と近い発想を持つが、四字句としての正確な初出年は不詳。備考
文語的・漢文調の硬い表現。人の寿命に限らず、流行・権勢・事業などの短命さを比喩的に表す。例文
- カゲロウの一生は、まさに朝生暮死という言葉を思わせる。
- あの流行アプリは一か月で忘れられ、朝生暮死のブームに終わった。
- 歴史の長さから見れば、どれほど栄えた王朝も朝生暮死に等しい。
- 彼は朝生暮死の身であるかのように、一日一日を大切に生きた。
- SNS上の話題は朝生暮死で、昨日の騒ぎを今日には誰も覚えていない。
類義語
- 人生朝露
- 浮生若夢
- 朝露の命
- 蜉蝣の命
対義語
- 不老長寿
- 長生久視
- 延年益寿