月明星稀
読み方
げつめい せいき意味
月が明るく輝くため、星の光が目立たず少なく見えること。転じて、すぐれた人物や強い存在が現れると、周囲のものがかすんで見えるたとえにも用いられる。由来
中国・後漢末から三国時代にかけての曹操の詩「短歌行」にある「月明星稀、烏鵲南飛」に由来する。成立は建安年間、3世紀初めごろとされる。備考
漢詩由来の雅語で、日常会話より文章語・評論・文学的表現に多い。自然描写にも人物評価の比喩にも使える。例文
- 満月の夜、空はまさに月明星稀で、星はほとんど見えなかった。
- 彼女の圧倒的な演技の前では、他の出演者が月明星稀のようにかすんでしまった。
- 新社長の手腕があまりに鮮やかで、幹部たちは月明星稀の感を抱いた。
- 山頂から眺める夜空は月明星稀で、静かな光に包まれていた。
- 天才投手の登場により、同世代の選手たちは月明星稀の存在となった。
類義語
- 鶏群一鶴
- 群鶏一鶴
- 月光皎皎
対義語
- 星月夜
- 満天星斗